集合写真

10月1日(日)。
久しぶりになりました夏公演メンバーに集まっていただき、倉庫の大片付け会を行いました。
夏公演舞台バラシの際、ただ倉庫にぶち込んでいただけの大道具やら小道具の整理整頓。
夜はそのまま慰労パーティーを開催。


 
さて、前回のブログで夏公演2017『霊犬早太郎』を少し振り返ってみましたが、今回は舞台写真から「このシーンの稽古はこんな感じでした」みたいなところも公開できたら楽しいかも~と思い写真アルバムをあさってきました。
ストーリーラインと一緒に、お楽しみいただければ嬉しいです。
 


写真1 人身御供

今から700年ほど昔のお話。
遠州見附村(静岡県磐田市)で悲しい人身御供の風習があった。
この年、人身御供となる娘・お香。
雨降る夜、村の人との悲しい別れ。


写真2 狒々VSサムライ 

神に捧げたはずの人身御供を狙うは3匹の狒々。
そこに立ち向かう見附村の人々。
が、次々にやられてしまう。
 
…この冒頭の恐怖シーン。
練習風景がこんな感じ。

写真3 狒々VSサムライ 稽古 

殺陣師・中村遼による手付風景。
この頃は稽古序盤でした。


写真4 赤狒々 

ちなみにこの狒々達のウィッグは、衣裳部の救世主!まいちゃんが丹精込めてセットしてくれました。

写真5 ウィッグ染め

ウィッグを染めている様子。
 

 写真6 佳奈

そして人身御供となったお香が狒々の力により操られ村人を刺殺していくシーン。
佳奈の見せどころ!その稽古風景は…。

写真8 佳奈稽古

こちらも稽古序盤、伊藤優佑から密室で個人レッスンを受けていました。
夏公演が始まる前から殺陣を黙々と頑張って練習してきた佳奈。
その成果が存分に発揮されるシーンとなりました。
 
 
写真9 ダンス
写真10 ダンス決め 

そして舞台は変わって信州。
粋のいい女たちの踊りで舞台が一気に華やぐ。
 
写真11 ダンス稽古

稽古シーンはこんな感じ。
ダンス振付の戸枝藍が村人の活気のよさを踊りで表現するために振り付けた踊りは、舞台上を駆けまわり、全身を大きく使った見ごたえあるものでした。
そのため、普段ダンスを踊り慣れないメンバーも毎日の稽古でとにかく
踊る!
踊る!
踊る!
身体に染み込ませていました!
 
写真12 茶屋舞台

村の踊りが終わると茶屋で一息。
 
このシーンでついつい目がいってしまう茶屋セット。
これは大道具担当の誠也が作り、なかじまあいりが装飾を施しました。
 
写真13 あいりーん

なかじまあいりの小道具製作センスがすごくイイ!と稽古で大評判。
縄も「自分で編みました」って言うから驚き!
 
 写真14 茶屋セット裏

茶屋セットの裏では、人身御供を捧げる時に使うさかき作りも。
 

写真15 村人と一実坊 

さて、そんな信州の村人の前に現れたのは、旅の坊様・一実坊。
見附村で狒々が人身御供を操り村人を次々と殺していくのを目撃した一実坊は、
狒々が言い残した「信州信濃の早太郎、あやつだけには知らせるな」の言葉を頼りに、
狒々を退治するため遠く信州まで『早太郎』を探しに来たという。
 
 
写真16 早太郎 

光前寺で飼われていた山犬『早太郎』。
一実坊は事情を説明し、狒々退治の協力をしてほしいと熱望する。
 
 
写真17 河童 

一実坊、そして早太郎の狒々退治への旅が始まった。
天竜川で溺れたところを助けてくれたのは陽気な河童。
旅の仲間が増えた。

写真18 河童すっぴん

河童、仮道具の手袋は赤だった!(笑)


 写真19 盗賊シーン

ストーリーに戻って。
途中、盗賊に襲われるハプニング。
一実坊が捕らえられ、助けにきた早太郎も命を狙われる。
しかし盗賊の長は一実坊の「狒々退治へ行く」という真剣な眼差しを見て逃がしてやることに。
 
写真20 お凛 

そこに「私も付いていきたい」と長に懇願し、仲間に加わったのは盗賊の女・お燐。
お燐は、かつて見附村に住んでいた時に人身御供の白羽の矢が立ち、恐れて逃げ出していた。
そのせいで見附村では田畑が荒らされ、家族も肩身の狭い生活をすることに。

 
-それぞれの因縁が狒々退治へと向かわせる。
 
写真21 村人説得 

早太郎は村人達をなんとか説得し、人身御供のふりをして狒々を待ち構えた。
 
写真22 黒狒々 

しかし早太郎は狒々にやられてしまう。
 
写真23 早太郎父 

息絶え絶えになる早太郎に力を貸したのは不動明王の化身となった亡き父だった。
 
写真24 最終戦 

再び村人を次々と襲う狒々の元へ新たに力を宿した早太郎が参上。
一夜の長い闘いの末、早太郎が最後の力を振り絞り狒々を退治する。
 
 
写真25 見附村ラスト 

村に朝が訪れる。
そこには傷だらけで死んだ狒々が3匹。
村人は早太郎を探すが姿はない。
 
 
写真26 早太郎眠る

早太郎は傷だらけの身体で「必ず帰る」と約束した光前寺へと向かっていた。
人の手で育てられ人の為に生きた山犬早太郎。
住職と、寺で共に育った娘・お夏に抱かれ目を閉じる。
 


舞台写真
竹内美保・米山寛
 
―――
 
次に夏公演のメンバーが集結するのはサムナツ恒例「コスプレパーティー」!
年明けの予定です。
またこの場でみんなの近況を紹介できればと思います。
 

【プロフィール】
 松崎ひとみ
IMG_1873
劇団サムライナッツ・制作

 

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