1 劇団員写真

2 殺陣稽古

ゴールデンウィークから夏公演に向け、稽古スタート!
劇団員たちもやる気MAX!
 

 
この時期になると劇団を立ち上げた頃、ゴールデンウィークの恒例行事として『合宿』を行っていこう!と、最初の年は参加費の軽減を考え、私達夫婦が暮らしていたロフト付きワンルームのアパートで実行したのを思い出します。

3泊4日のこの合宿は、“起きて半畳、寝て一畳!”の環境の中、「テレビもダメ、ジュースもダメ、携帯をいじるのなんてもってのほかだ!」と、世の中の情報を遮断し、規律を厳しくすることで自分自身を磨き、仲間と過ごす時間を重んじるものにするんだ!と、意気込んで計画したものでした。

それがわかる合宿資料を発見。
資料にはスケジュールや持ち物をはじめ、こんなことが書かれていました。

<合宿の目的>
・規則正しい生活の中で、役者として重要な自己管理能力を身につけ、強い身体と心を身につけます。
・協力し合い、相手を尊重する心を持って衣食住をともにすることで、互いの信頼感を高めます。
 
<注意事項>
・食べられないものは事前に報告。
・タオルのみ朝回収し、洗濯して入浴前に返却します。その他の洗濯は行いません。
・ゲーム禁止。
・必要以上の携帯使用禁止。

大人が楽しむ飲んだくれる合宿とは程遠い健全すぎる内容。
実はこの合宿をやりたいと思い立ったのは、私が高校時代、陸上部に所属し、毎年夏に辛く厳しい合宿を経験しているからで、そしてそれは今思い返せば仲間と過ごした熱い青春のかけがえのない一ページとなっているからこそでした。
 
私が経験した陸上部の合宿は、俗世から遮断され、高校の学び舎で寝泊まりをし、ただひたすらに身体を鍛え、与えられた食事のみ摂取して生活を送るというもの。(普段使えるパンやジュースの自動販売機の使用はもちろん禁止!)

そんな修行僧のような生活を送った最終日の夜は、俗世に戻るための儀式とも言える嗜好品であるお菓子やジュースで打ち上げをするのが恒例となっていて、あの日のジュースののど越しは忘れられない美味しさでした。

初めて合宿を行った当時は高校生劇団員も多く在籍していたので、青春時代をサムナツに捧げてくれたメンバーと共に青春の一ページを刻みたいという想いもあり、この合宿がスタートしたわけです。
 
・・・
 
2012年、最初の合宿を振り返ると、やはりワンルームのアパートで始まった「どうなっちゃうんだろう感」を思い出します。(みんなが持ってきた布団一式。それだけで部屋が埋め尽くされた。本当にこの狭い空間で3泊4日も皆で暮らせるのだろうかと不安が押し寄せた。)
合宿中の私の一日は、食事を作って片づけて、洗濯をして買い出しをして、またご飯を作って片づけて、とあっという間に過ぎていったわけですが、忘れもしないあの日。
夕食を作っている最中、主宰から一本の電話。

「銭湯でコーヒー牛乳を飲みたいと暴動が起きている。飲ませてもいいか?」

というものでした。

もちろんのことだが、即NG!!

その暴動をこの目で見ることができなかったが、疲れた体、節制した食事生活の中でコーヒー牛乳1本も飲めなくて打ちひしがれたであろう皆を想像すると面白い。
そう、これこそが『この合宿』の醍醐味なのです。
そして迎えた合宿最終日の夜。俗世へ帰る儀式とも言える炭酸ジュースにスナック菓子の山。久しぶりに口にする嗜好品の数々に、「おいし~」「うまい~」とハシャイでくれた若者たちの顔が忘れられない。
みんな私の想いをくみ取っての反応だったと思う。ありがとう。 (笑)
 
3  2012年合宿

当たり前だけど今より若い私と主宰。(笑)
合宿最終日は、主宰の誕生日をお祝いする特大ケーキも登場!

・・・
 
2013年の合宿時には、劇団員が増えていたので、ワンルームのアパートだけでは布団が敷ききれないとの理由で、女子は変わらずワンルームのアパートで、男子は劇団事務所に青果箱を置き、その上に畳を敷いて、それぞれが持参した布団を使って寝ることになりました。

4 最後の晩餐

合宿最終日。大きすぎる唐揚げがメインの最後の晩餐。

5  乾杯

そしてジュース乾杯で盛り上がるメンバー。
 
・・・
 
2014年には、35年ローンで建てた我が家が完成していたので、また男女一つ屋根の下、お泊り合宿をすることが実現したのだけど。
思ったより家の中がキツキツだ!ということに、またも不安が押し寄せました。
家を建てた当時は子供もいなかったので、“家族で住む家を建てよう”というより“劇団員や友人を楽しくもてなせる家にしたい”と、部屋数より広いリビングを重視した。…のにも関わらず当時増えていた劇団員がみんなで寝るには狭く、もっと広い家を建てなきゃいけなかったか、と少し悲しくなったのもいい思い出。(でも、これ以上大きな家を建てていたら破産していますけどね。(笑))
 
その後、有難いことに子供を2人授かり今があるわけですが、“部屋数よりリビング”を重視したおかげで子ども部屋の数が足りていません。
人生なにが起こるかわからない!「家は3度建ててやっと満足する」という先人の教えも本当でした。(笑)
 
6  ウォーキング

合宿所(我が家)から稽古場までみんなでウォーキング。
車社会のこの地域では歩行者の方が目立つ!のをいいことに宣伝も兼ねて。(笑)

7  ハンバーグづくり

8  お弁当

お昼は稽古場で食べれるようお弁当を作ったりもした。

・・・

劇団立ち上げから恒例行事にしていたこの合宿企画は、2012年~2014年まで3回行われ、その後は私の出産・育児が始まったため今は凍結状態です。

この合宿を振り返ると、当時は「面倒だからやらない」という言葉に抗って、≪やる気さえあればなんでも出来る≫と、沢山の人に支えられながら、劇団立ち上げからサムナツくん誕生、そして合宿の実行まで、信じて突き進んでいたことを思い出します。

この猪突猛進のエネルギーは、私が今まで人生の師としてきた沢山の人たちの生き方の共通点でもあり、私を突き動かす大事な燃料となっていたわけですが、すべてのことに対しそれだけで突き進めるわけではないし、予想だにしていないことに対して対応できる柔軟さが足りず心が折れて打ちひしがれたこともありました。(笑)

でも、今までもこれからも夢を持った若者たちには「エネルギーが大事」と言い続けていきたいと思うのに変わりはありません。
今日までやってこれた「劇団サムライナッツ」こそが、仲間たちとの強いエネルギーが集結した結果ですから。
私たち夫婦の想いだけでは決して形にならなかったことに全力で力を出してくれる仲間たち、そしてこれからも応援してくれる皆様に感謝です。
 
◆◆◆

劇団サムライナッツ
出演者・2次募集スタート!

チャンバラSF時代劇!初心者歓迎!
今夏も地元で活躍中の劇団員と一緒に舞台創りをしてくれる仲間を大募集しています♪
初心者の方も大歓迎です!
まずはお気軽にお問合せ下さい。
 
≪演目≫
「霊犬早太郎 ~Return to the Legend~」
脚本・演出 松崎剛也
 
≪公演日≫
2017年7月29日(土)・30日(日)
 
≪公演場所≫
駒ヶ根市文化会館 大ホール
 
≪稽古期間≫
5月上旬~公演日まで。
※金・土・日祝および平日に配役により稽古有。
 ※本番1ヵ月前は通常より稽古日が増えます。
 
≪応募資格≫
中学1年生以上。
稽古に積極的に参加できる方。
出演者・ボランティアスタッフ同時募集。
初心者大歓迎!
 
≪参加費≫
18,000円(稽古場費用負担金・出演者のみ)
 
≪参加申込み方法≫
「HPのお問合せフォーム」または、「お電話」にてお問合せください。

劇団サムライナッツ/http://samurainuts.wixsite.com/samurainuts

【プロフィール】
 松崎ひとみ
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劇団サムライナッツ・制作

●次回公演情報
 
劇団サムライナッツ
夏公演2017
 
2017年7月29日(土)~30日(日)
会場/駒ヶ根市文化会館 大ホール

劇団サムライナッツ/http://samurainuts.wixsite.com/samurainuts



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