松崎ひとみサムナツ活動日記~同じ釜の飯を食う~

南&中央アルプスに囲まれた南信州駒ヶ根市を拠点に活動している劇団サムライナッツの牽引役松崎ひとみ。 劇団制作担当として仲間の信頼も厚く、家庭では2児のたのもしい母でもある。 そんな彼女の劇団の活動を中心にしつつも、家庭での出来事や、素敵な街の人たちとの交流など、こころ温まる諸事万端♡ドキドキ。 日々の出来事を日記で綴ります。

「松本との出会い」

-「信州・松本」には〈国宝・松本城〉がある。
-芸術の拠点〈まつもと市民芸術館〉がある。
-長野県内、唯一の〈 PARCO 〉がある。
-新宿から〈あずさ〉で2時間半とアクセスが良い。
 
私が住む駒ヶ根市からは、高速道路を使って約1時間の距離にあります。
松本に住む方に「駒ヶ根から来ました」と言うと、そんな遠くから?!と驚かれますが、車社会の私たちの地域で、車で1時間の移動はそんなに苦ではないです。
学生時代、オシャレに目覚めた頃から松本のPARCO へ通うようになり(当時は電車を乗り換え1時間40分もかけて ( 笑 ) )、一番近場の地方都市として馴染みのある場所でした。
 
劇団を立ち上げた頃、外部との繋がりを持とうと、県内の劇団を調べていた時に最初に目についたのが松本市の劇団『れんげでごはん』でした。
そこで制作をしている遠藤優さんは、とても人当たりの良い方で、劇団の新米制作だった私にとても親切にしてくれました。
劇団サムライナッツの旗揚げ公演には、松本市の『 BLUES 』の主宰でイケメンのおもけんさんに観に来ていただき、その年の冬には松本で活動する演劇人と“交流会”という名の飲み会も実現。
そこで紹介していただいたのが、松本演劇界で「ボス」の愛称で親しまれる劇団『シアターTRIBE 』主宰の永高英雄さんと、その奥様あり劇団の制作であり、松本演劇界の母である、ちんてんめい(本名 永高和美)さん でした。松本の演劇を長きにわたり支え、多くの若者達を育ててきたお二人は、私たちのことも簡単に受け入れくださり、松本演劇界の歴史などを話してくれました。
なんと懐の大きな人たち!!(とても嬉しかった!)
 
こうして松本の演劇人とご縁をいただき、「いつかは松本で公演したい」という私たちの願いも『第 19 回まつもと演劇祭』( 2014 年)にビジター団体として参加させていただくことで、叶えさせていただきました。
 
※大人になり、この地でお芝居をするようになって耳にするようになった“まつもと演劇祭”という言葉。
松本市にはどうやら数えきれない程の劇団が存在し、演劇祭を開催できるほど盛り上がっているらしい…、と。それはぜひこの目で観たい!と、 2012 年秋に劇団主宰と足を運び、観る人達と参加している劇団の熱気に触れ興奮したのを覚えています。
(3日間、松本市の繁華街の複数会場で同時多発的にお芝居を観ることができる!それが“まつもと演劇祭”。松本の街で観て食べて散策して観て呑んで(笑)、そんな夢の1日を過ごせるのが“まつもと演劇祭”。)
 
その後は、松本の演劇人と更に交流を深めたいと、 2015 年から“まつもと演劇連合会”に加入。
2016 年にはホーム団体として『第 21回まつもと演劇祭』に参加することができました。
 
-劇団として外部の評価をもらうことは、劇団として事務所を構える次に大事なことだと、制作の恩師が教えてくれたとおり、まつもと演劇祭への参加は、私達に大きな経験を与えてくれました。

◆◆◆
 
今年の3月中旬、まつもと演劇連合会の総会に出席。
平成29年度のまつもと演劇連合会の執行部が発表されました。
 
まつもと演劇連合会
左から(敬称略):
永高和美(シアターTRIBE制作)
椿宏尚(劇団天の夕顔所属/PSM実行委員会主宰)
大澤健太(BLUES主宰)
永高英雄(シアターTRIBE主宰/ピカデリーホール支配人)
米山亘(演劇裁縫室ミシン所属)
曽根原史乃(タヌキ王国所属)

◆◆◆

また、この総会で、今年度より松本演劇界で“聖地”と呼ばれる“ピカデリーホール”(元々映画館だったところを小劇場として改修し利用している)の支配人にボス(永高氏)が就任することが発表されました。(とても驚きました!)

今まで支配人をされてきた堀内さんは、お芝居を心から愛し、松本の演劇界を盛り立てるため優しくみんなを支えてきた素晴らしいお方。
今回偶然にもその引退の挨拶と就任の挨拶の場に立ち合い、お二人のお話が聞けたこと。
これは私の胸に深く突き刺さるものがあり、個人の演劇への想いがいつしか“使命”に変わり、それぞれに熱い想いをもってこの地でお芝居を続けているという事の尊さを噛みしめた次第です。
 
松本演劇界の発展を願い続けたボスが堀内さんから受け取ったバトンは、松本演劇界を更に更に熱くすることでしょう!…そんな予感がしてワクワクしています!
 
表現の場として自由に、そして快く貸してくれる支配人がいる劇場は、利用する側にとってチャレンジできる場。むちゃできる場。そしてとんでもない(いろんな意味で ( 笑 ) )作品が生まれる場として、より一層価値が上がりますよね。
 
今後も松本演劇界に目が離せません!
 
◆まつもと演劇連合会HPはこちら
http://magenavi.com/


【プロフィール】
 松崎ひとみ
IMG_1873
劇団サムライナッツ・制作

●次回公演情報
 
劇団サムライナッツ
夏公演2017
 
2017年7月29日(土)~30日(日)
会場/駒ヶ根市文化会館 大ホール
 
※只今劇団員と一緒に舞台に立つ“一般出演者”と“ボランティアスタッフ”を同時募集中!詳しくは劇団ブログのトップページをご覧ください。

劇団サムライナッツ/http://samurainuts.wixsite.com/samurainuts



kick 

shop 

nikkan

「サムナツくん誕生」

今や劇団に欠かせない存在となっている ゆるキャラ “サムナツくん”。
今回はサムナツくん誕生秘話をご紹介します。

イベント写真サムナツくん

↑先日のブログで紹介した広小路商店街PR動画イベントにて。
こちらのイベント、大盛況で終了しました。
 
◆◆◆◆
 
劇団を立ち上げ、なにか新しいことは出来ないだろうか…。
 
『そうだ!劇団にゆるキャラがいたら面白い…!』
 
劇団で最初の公演となる番外公演「さよなら小宮くん」に向け慌ただしい日々を過ごしている最中、ふと思いついた。
たぶん初の公演に向け、ハイになっていましたね。(笑)
「せっかくやるなら、なにか面白事やらなきゃ!」って。
この時の私の感覚は、イベントを開催する感覚に近かったのかもしれません。
 
思い返せばこの公演は、前売りチケットも2週間前には完売していて、制作としてもひとつ肩の荷が下りていた…、というタイミングでもあったと思うんですが。
 
『サムナツくんを作ろう!』と言い出したのが公演10日前。
“そんなの今からできるのか。”
 “今やるべきことなのか。”

主宰からの投げかけを振り切り、当時、事務所に入りびたりで小道具を担当していた保戸塚くん(現・剣劇集団いろは主宰)に『できるよね?』と半ば強制的に製作をお願い。
そして彼の『やりましょう!』という心強い返事から急速に準備が始まったのです。
(時間のある劇団員にも事務所に来て手伝ってもらいました。こーなったら文化祭感覚。やんや、やんや言いながらやりました。)
 
着ぐるみを作るならサンペルカだ!と、慌てて大阪の業者へ発注。
とりあえず模型も作ってみようと作ったのがこちら。
 
サムナツくん模型写真1

そこらへんにあった画用紙で作った模型。(だから色とか関係なし!)
意気揚々と私達はイケる!イケる!と興奮していましたね。
“まぁそれでもとりあえず主宰にも確認するか、”くらいな気持ちで主宰にドヤァ!と見せたところ、まさかのNG。
『かわいくない!』
『ピーナッツに見えない!』
とバッサリ。
 
そうか…。私達は形にすることで精一杯で、とりあえず立体になったことで興奮していたけど、たしかにピーナッツには見え……ないか。
 
肩を落としている時間もなく、さらに改良を重ね、前回は頭だけかぶるタイプを考えていたけど、それはやめよう!といろいろ試行錯誤。
とにかく、一般的なドアから出入りもできるサイズで、なんて事も実はいろいろ考えて次にできた模型がこちら。
 
サムナツくん模型写真2

なんと言われようとこれでいく!(だって時間がないから。(笑))
 
出来上がった模型を元に、次は届いたサンペルカを切り出し、G10(サムナツで最強ボンドと呼ばれる品。サンペルカと相性抜群らしい。)でくっつける作業。
これが本当に臭かった!臭くて、臭くて、具合が悪くなりそうで。
当時の日記を読み返すと、マスクに香水を振りかけて作業していた、と。
そして、本当にこんな臭いものをかぶっていられるのだろうか、命知らずなのでは、と不安になっていたことも書かれていたから面白い。(もちろん時間が立つごとに独特の匂いは薄れていきました。今ではほぼ無臭。)
 
サムナツくん布を貼る前

こちらが布を貼る前のサムナツくん。
稽古場でみんなに初お披露目した日。
これを見た時のみんなの不安そうな顔が忘れられないですね。(笑)
 
ですが、私には自信がありましたね。“顔さえつければ可愛くなる!”と。
 
その後、地元の布屋さんで布を買い、ひたすらボンドで貼って貼って。
最後の仕上げ。人形の命となる顔付けも完了。
なんとか公演に間に合ったのでした。
 
で、サムナツくんにかかった費用がこちら。
 
サムナツくんレシート

レシートの黄ばみが時の流れを感じさせます。
 
材料費:18,392円なり~。
人件費:プライスレス。(みんなありがとう!)
 
実はサムナツくんの材料費、私のお小遣いから出ていました。(笑)
サムナツくんを作る!と言い出した時、劇団にはそんな予算ありませんでしたからね。
今でも精算されない領収書。
でもこれはあの頃の情熱を忘れさせない自分自身の宝物でもありますね。

※ちなみに近年サムナツくんは劇団員まあちゃんの手により改良されています。(手と足がデッカくなってるよ!)

これからもサムナツくんをよろしくお願いします。
 
●サムナツくんTwitterアカウントはこちら。
↓↓
@samunatsukun
↑↑
劇団や事務所での出来事を毎日呟いています。
お気軽にフォローしてほしいまめ~~(byサムナツくん)
 
●ついでに、劇団公式Twitterアカウントはこちら。
↓↓
@samunuts
↑↑
劇団の最新情報が入手できますよ!


【プロフィール】
 松崎ひとみ
IMG_1873
劇団サムライナッツ・制作

●次回公演情報
 
劇団サムライナッツ
夏公演2017
 
2017年7月29日(土)~30日(日)
会場/駒ヶ根市文化会館 大ホール
 
※只今劇団員と一緒に舞台に立つ“一般出演者”と“ボランティアスタッフ”を同時募集中!詳しくは劇団ブログのトップページをご覧ください。

劇団サムライナッツ/http://samurainuts.wixsite.com/samurainuts



kick 

shop 

nikkan

「同じ釜の飯を食う」

今回ブログタイトルのサブタイトルにした「同じ釜の飯を食う」という言葉。
ことわざの意味に加えて、これには想いがありまして…、という話を今日はしたいと思います。
 
画像1 打ち上げ料理
まずお見せしたい春の小劇場公演2017の打ち上げ料理。
品数11品!全部みかさんの手作り!!
 
私が市民ミュージカルの事務局をしていた頃、参加者のお母様であったみかさんが、当時上演することになっていた『アルプスの少女ハイジ』の作品にちなんで、クリスマスパーティーのお料理を作ってくれました。
40人ほどが参加するパーティーだったと思いますが、そこには『ハイジ』の作品に出てくる“白いパン”と“黒いパン”から始まり、全て手作りのオシャレな料理の数々が並びました!
 
その中でも一番感動したのは、最近話題のラクレットチーズ!
当時はそんな言葉を耳にしたこともなく、「なんですか?これは!?」とみんなで目を丸くしたのを覚えています。
「ハイジと言えばこの一品!」と、わざわざお取り寄せまでしてくれたそのラクレットチーズをホットプレートでとろ~っとするまで温めて、用意してくれたパンやジャガイモにかけて食べたのですが、それの美味しいこと!美味しいこと!
 
画像2 クリスマス会写真
懐かしい~!当時(約9年前)の写真が残っていました。
サムナツでおなじみのメンバーも若い!(笑)
 
みかさんはお料理の先生でもなく「自称ただの主婦」なのですが、その家庭料理を超えたメニューの数々と本場の味にカルチャーショックを受けたのを今でも覚えています。
 
その当時、ちょうど私が結婚したばかりということもあって、花嫁修業も兼ね(笑)、みかさんには何度となくご自宅に呼んでいただきお料理を教えていただきました。
そして何度となくサムナツでもお料理を提供していただきました。
 
そんな主婦として素晴らしいみかさん。
ある日、「お店を出したりしないんですか?」と聞いた私の言葉に、「私は家族の健康を想って料理を作ってるだけだから」とサラッと答えたのです。
これだけお料理がお上手だから、「お店を持ちたい」とか、きっと想いがあるだろうと勝手に思い込んでいた私はビックリ!
そしてその姿に、尊敬のまなざし!!
 
みんなで美味しいご飯を食べるだけで、こんなにも笑顔でひとつになれること。
これはみかさんから教えていただきました。

画像3 みかさん
私の師匠、みかさんです。
今では当日制作スタッフとしてもお世話になっています。
 
そんなわけで、劇団を立ち上げてからも、みんなで“同じ釜の飯を食う”機会を大事にしてきました。
春には春期合宿、夏には流しそうめん会やBBQ、秋には夏公演お疲れ様会に、冬はコスプレパーティー、節分会などなど。
 
『舞台創り』というひとつの目的の下集まってくれた多くの仲間たちと「同じ釜の飯を食う」ことで笑顔になる時間を、これからも大事にしていきたいと改めて感じています。
(ちなみに来週の3月定劇団例会では「豚キムチ丼会」を開催予定。ホットプレートで焼いて食べるというだけだけど、今からワクワク♪)


【プロフィール】
 松崎ひとみ
IMG_1873
劇団サムライナッツ・制作

●次回公演情報
 
劇団サムライナッツ
夏公演2017
 
2017年7月29日(土)~30日(日)
会場/駒ヶ根市文化会館 大ホール
 
※只今劇団員と一緒に舞台に立つ“一般出演者”と“ボランティアスタッフ”を同時募集中!詳しくは劇団ブログのトップページをご覧ください。

劇団サムライナッツ/http://samurainuts.wixsite.com/samurainuts



kick 

shop 

nikkan
日刊☆えんぶ
ラインナップ

池谷のぶえの人生相談の館

松崎ひとみサムナツ活動日記

一十口裏の妄想危機一髪

小野寺ずるのお散歩エロジェニック

粟根まことのエッセイ「未確認ヒコー舞台:UFB」

松永玲子のエッセイ「今夜もネットショッピング」

ノゾエ征爾のフォトエッセー「桜の島の野添酒店」

植本潤(花組芝居)vs坂口真人(演劇ぶっく編集長)対談「『過剰な人々』を巡る♂いささかな☀冒険」

ふれあい動物電気

kugiri

池谷のぶえの国語算数理科社会。

南信州・駒ヶ根だよりby劇団サムライナッツ

演劇キック
ラインナップ

演劇キック

観劇予報

宝塚ジャーナル

演劇人の活力源

えんぶ情報館

えんぶショップ

えんぶミロクル

えんぶfacebook

演劇キックツイッター